其の八十九 「洋食 アラカルト」

  
北区神山町洋食店「アラカルト」。
雑誌で紹介されていたので行ってみた。
アラカルトランチ(千円)を注文。
煮込みハンバーグかおろしハンバーグか、と海老フライか鶏のから揚げかを選べる。煮込みと海老フライを選ぶ。
まずカップスープ。冬瓜にベーコン、人参、玉ねぎ等具だくさんのホワイトソース仕立てのスープだ。
そしてメインがワンプレートで。
ハンバーグは柔らかくジューシーで、デミグラスソースがかかっている。
海老フライは長くて身が詰まっていてプリプリ。タルタルソースがかかっている。
ハム2切れにスパゲティにポテトサラダに千切りキャベツ&人参のサラダ、ドレッシングかけ。
そしてライス一皿。
ありふれた洋食メニューだ。
味は、まずまず。不味くはない。上述のようにハンバーグはジューシーで海老フライはプリプリだ。
ただ「美味しい!」という感動や満足感を得られるほどではなかった。
あまりにもありふれたメニューで、ボリュームもありふれている、ということだからかな。
思うのだが洋食店でのランチは、満腹感がなかなか得られない。
これが和食の定食では「ご飯はおかわりあり」ってのが少なくないが、洋食店では「おかわりあり」はお目にかからない。
腹八分目も良いが、それなら満腹感を補うだけの「モノ」が欲しい。
よく食べているハンバーグや海老フライを超える味が欲しいのだ。
色々と食べ歩いていると、注文が多くなってきて、満足できないのは困ったものだ。