其の百四十一 「Bon Soleil」

  
リブロースステーキ180gにライス等がついたランチが680円!と雑誌で紹介していた北新地のキャトルラパン。
限定30食ということなので、開店5分前の11時55分に到着。
しかし・・既に「本日のランチは売り切れ」の看板が出て、10数人の列ができていた。
うーーん。いかに安いとはいえ、これではなあ・・。
エレベーターを降りて、ビルから出て、さて、どこに行こうか・・と思ったら、ランチメニューの看板が目に入った。
ふうむ。なかなか美味しそうなメニューやないの。ここにしよ。と入店。
店名は「Bon Soleil」。テーブル席はほぼ満席。ほとんどが女性客だ。カウンターの一番奥に座る。
若いシェフと奥さん?それともバイトの女子?か不明の客席係り1名の2名体制のこじんまりした店だ。
ランチはココットかパスタ。お勧めは?と尋ねると、ココットだということなので、そちらを頼む。
まずサラダとスープとパンが出てきた。
サラダには自家製ドレッシングを好みでかける。
ドレッシングの味は・・ふうん。普通のすっぱいドレッシングやね。
スープは・・お!蟹の風味がするやないの。こくがあって、コリャ旨い。メインに期待が持てそうだ。
パンは・・普通のかたいパンだ。
さてメインは、牛ロースステーキとジャガイモとブロッコリーの卵グラタン。
あれ?ココットと違うやん。なんで?
ステーキは・・うーん、味がない。
千円のランチにつくステーキだから仕方がないのかもしれないが、ステーキの味を味わえる肉ではない。
豚や鶏と使うとか、もう少し味付けに工夫をするとか、してほしい。
グラタンは・・ふむ。卵の黄身は生で白身は火が通っている。
ただ特筆すべき味ではない。
食後はフレーバーティ。
店内や客席係りの雰囲気や最初のスープの旨さで、期待したのだが、残念ながら期待はずれだった。
牛ロースステーキなんか、なんで出すんやろ?客寄せ?シェフはこの味で美味しいと思ってるんやろか?
せっかくフレンチの店でココットが得意なんやったら、それで勝負したらええのに。
水ー土のポトフとココットは美味しいかも・・。

メインの写真を撮るのを忘れたので、メニューと最初の一皿の写真だけ載せとこ。