2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

其の五十八 「未知なる世界 モロッコ」

ジブラルタル海峡を渡るフェリーは、併走するイルカを見ながらの楽しいものだった。 フェリーの中でサンドイッチを食べ・・バックパッカーのランチはサンドイッチが定番・・降り立ったのはタンジェという港町。 ここが全くの別世界。 空気が違うし、人の肌の…

其の五十七 「情熱の都 マドリッド」

今ならマドリと言えば「レアルマドリード」だろうが、当時はフラメンコと闘牛だった。 初めて見る実際の闘牛はTVで見るよりは確かに迫力があるし、実際に人が牛の突撃を受けて危ない場面もあり、結構スリリングだった。 フラメンコは夜、食事をしながら見…

其の五十六 「美食の都 パリ」

美食の都パリだが、貧乏旅行者はお店でフランスパンと中に入れる具と飲み物の安ワインを買って、食べる。 セーヌ川の湖畔でワインを飲んでいい気分になっていると体格の良いおっさんが来た。 「やあ、一緒に飲もうか」と飲みながら楽しく会話。 と、突然「ア…

其の五十五 「経緯0度の都 ロンドンからドーバー海峡の港町カレーへ」

最初の海外はイギリスのロンドンだった。 大英博物館はとにかく広い。 有名なミイラに「ほほお、これかあ。日本画のコーナーに・・へえ日本画も世界的に有名なんや、と認識を新たにした。 ロンドンブリッジってこれか。 ロンドン塔、世界最大のダイアモンド…

其の五十四 「カナダのコーヒーとメキシコのタコス」

その昔レンタカーを借りてカナディアンロッキーをドライブした。 氷河の上を歩いたり、野生の熊や鹿を見たり、原色の青の湖を見たり、車がオーバーヒートし、森林の中で一夜を過ごしたり。 丸一日で様々な体験をし、ドライブ終了地点のバンフスプリングホテ…

其の五十三 「モロッコの旅」

モロッコは北アフリカの西の端に位置している。 海岸沿いは海風もあり過ごしやすいが東部のアトラス山脈を越えると、そこは灼熱のサハラ砂漠である。 イスラム教の国なので、年に1回ラマダンという断食月があり、この期間は太陽が昇っている間、飲食をしな…

その五十二 「インドでの食事」

その昔、インドに3ヶ月ほどいた。 そのうち2ヶ月ほど滞在したある村での食事は・・。 朝食はイエローライス。 サフランか何かなのだろうが、黄色いライスに唐辛子の刻んだものが入っている。 朝から唐辛子はちょっと刺激がきついので、唐辛子を避けながら…

其の五十一 「アメリカのハンバーガーとピザ」

アメリカでのこと。 本場のハンバーガーを食べよう!とカールスジュニアに行った。 出てきた「もの」を見て唖然・・。これ、どうやって食べるん? 周りを見ると若い女性が思いっきり大きな口を開けてかぶりついていた。 やっぱりかぶりつくんやなあ。でもこ…

其の五十 「脳みそ」

ヨーロッパをバックパックを担いで貧乏旅行をしていた若き日のこと。 1ヶ月余りの旅行中、1度くらいレストランで高級料理とやらを食してみようと、意を決して高級そうな?レストランに入った。 メニューを見てもわからないので、一番高いものを注文した。 …

其の四十九 「蜂の子」

一時信州駒ヶ根に3ヶ月ほど居たことがある。 その頃、町の居酒屋で蜂の子に舌鼓を打った。 蜂の子は炒って供される。パリッとして香ばしい。 蛹や幼虫も混じっていて、これは中がとろりとする。 信州地方は海から遠いだけあって蛋白源として昆虫食が盛んだ…

其の四十八 「あっさり味の韓国料理 参鶏湯(サムゲタン)とテールスープ」

韓国料理といえば唐辛子が効いた辛いイメージがあるが、素材の味を引き出すあっさりとした味の料理も存在する。 中にもち米やなつめ、栗、高麗人参などが詰まった鶏があっさり味のスープに入っている参鶏湯などは、その代表的な料理といえる。 滋味あふれる…

其の四十七 「北京ダック」

どこが旨いんや? 日本の中華料理店でうやうやしく出てきた北京ダックを最初に食べた感想だ。 うすっぺらい皮をクレープのようなもので包んで味噌だれをつけて食べる。 こんなもんよりも外の料理の方がずっと美味しいやん。 この考えが変わったのは、中国北…

其の四十六 「和歌山ラーメン」

昨夕、和歌山ラーメンを大阪阪南市の「せんよし」で食べた。 ここは有名な「井出商店」の系列の店で、井出商店とほぼかわらぬ味ということだ。 以前井出商店でも食べたが、確かにそのとおりだった。 和歌山ラーメンの店はテーブルに早ずし(鯖寿司)と太巻き…

其の四十五 「犬鍋」

中国最北の省、黒竜江省の省都、ハルピンでのこと。 地元の顔役の案内で行った韓国料理の店で、犬鍋料理が出た。 食材に偏見のないおっさんは初めての犬肉に興味津々+わくわく感満載で一口。 あっさりとした味で臭みもなく、二口、三口といくらでも食べられ…

其の四十四 「鮫料理」

おっさんは「美味しんぼ」の愛読者なのだが、そこに「鮫料理」が載っていた。 広島と島根の県境の山中に鮫料理を食べる地域があり、店がある。 そして「鮫は旨い」と書いてあった。 「うーん!どうしても食べたい!」ということで、大阪から車をとばした。 …

其の四十三 「日本酒」

最近は良い地酒を揃えているお店も増えたが、20年ほど前までは日本酒といえば、大手メーカーの大量にアルコール添加したお酒がほとんどだった。 それでも中には地酒を揃えている店もあり、地下鉄の東梅田駅の上あたりは、地酒横丁といって地酒を揃えている店…

其の四十二 「ビール」

まずはエビス。中でも琥珀ビールが良い。 次がモルツ。プレミアムでもノーマルでも。 要するに麦100%がビールの最低条件、というのがおっさんのビールの定義。 アサヒスーパードライなんてのはビールではなく、ビール風のアルコール飲料ってこと。 最近梅田…

其の四十一 「中崎町周辺のランチ その③ ステーキの北野」

前回に引き続き「今はもう無いのだが・・」ステーキの北野の千円ランチも時々利用した。 夜は黒毛和牛の鉄板焼きステーキの店として、それなりのお値段なのだが、ランチは千円で食べられた。 もちろん黒毛和牛ではなく、オーストラリア牛であったが、目の前…

其の四十 「中崎町周辺のランチ その② 氷見」

今はもう無いのだが、居酒屋割烹氷見のランチは良かった。 この店は富山港の氷見に朝上がった魚を昼過ぎにトラックで届け、夜に出す、という新鮮さが売りだった。 夜も何度も食べたが、ほたるいかの刺身など新鮮な富山の海の幸が満喫できた。 で、ランチだが…

其の三十九 「中崎町周辺のランチ その① 別館牡丹園、ダイニングキュー」

おっさんの職場が中崎町にあるので、時々ランチを店で食べる。 これまでに書いた店は省いて何軒かについて書いてみる。 まずは別館牡丹園。神戸元町の人気店の支店がエスト4階にある。 千円かかるのでランチとしてはやや高めだが、味はなかなか本格的だ。 …

其の三十八 「梅田界隈のイタメシ屋」

まずは北新地の「マンドリード」。 もう15年も前になるが、渡り蟹のスパゲッティやイカ墨のリゾットやブイヤベースを食べた。 かにみそであえたソースやイカ墨の濃厚さやブイヤベースのこくの深さは今でも記憶に残っている。 最近時々行くのが、梅田地下街、…

其の三十七 「釜炊き御飯の〇△食堂」

最近おっさんの家の近隣でも大阪市内の駅前にも「釜炊き御飯の〇△食堂」(〇△には地名が入る)をよく見る。 色々な地域で利用しているが、なかなか優れものだと思う。 まず「釜炊き」と銘うっているだけあって、御飯が美味しい。 そして卵焼きはネギ入り、生…

其の三十六 「魚市場」

まずは泉佐野漁港の青空市場。 おっさんの知人の和歌山の元料理専門学校の理事長も、新鮮な魚が欲しい時は、ここに買いに来る。 朝出た漁船が昼過ぎに帰ってくるので、午後3時頃が盛況だ。 お店がたくさん並んでいて客引きの声もにぎやかだ。 とにかく新鮮…

其の三十五 「泉州地区のフレンチ」

泉州のフレンチ店として、まずは「ボンヴィラージュ」。 泉南にあり、支店を岸和田にも出している本格派フレンチ店だ。 茶味豚を売り?にしているが、海の幸も野菜も充実している。 また店主はソムリエなのでワインも揃っている(と思う。おっさんはあまり飲…