2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

其の二十一 「麻婆湯麺」

麻婆湯麺なるものをご存知だろうか? その名の通り、湯麺の具として麻婆豆腐がのっている。 これにはまったことがある。 週に1,2度、1ヶ月程度、来店しては麻婆湯麺をオーダーして食べる。 辛い。旨い。途中で汗が出てくる。 食べ終わったら汗びっしょり…

其の二十 「お茶漬け本舗」

大阪北区ACTⅡの1階に「お茶漬け本舗」という店があった。 「へえ、お茶漬けの専門店?珍しいなあ。」と思ったが、特別お茶漬けに思い入れがあるわけでもなく、別の店へ、と思ったところ、夜の定食500円の文字が目に入った。 「ほお、ワンコインか。コス…

其の十九 「もちがつお」

南紀の田辺に「もちがつお」なる餅のようにもちもちとした食感のかつおがある。 常時あるわけではなく、運がよければありつけるという品である。 という美味しい話を聞きながら店に到着。のれんをくぐるなり大将が「お、お久しぶり。もちがつお、入ってまっ…

其の十八 「まぐろ」

「まぐろの色んな部位を食べさせる店があるで。行きたいか?」の誘いに乗って南紀勝浦まで車を飛ばす。 「竹原」で目玉やら胃袋やらの部位を喰う。珍味やがそんなに旨いもんでもないな。 赤味は・・うん、まぐろの赤身や。(当たり前) 「まぐろの外になんか…

其の十七 「大阪案内」

他地域から来た友人に夜の大阪を案内、となったときは道頓堀に行く。 名物の看板や人形を見て、大たこのたこ焼きをつついて、法善寺の水掛不動さんに。その後は友人の好みに応じた食事どころに。 法善寺横丁、角力茶屋のちゃんこ鍋。 横丁から出たところの路…

其の十六 「くえ鍋」

「くえ」、博多では「あら」と呼ばれる大きくてグロテスクな魚。 この鍋が旨い。白身で淡白な味に加えてゼラチン、コラーゲンがたっぷり。 アンコウのようなくせがなく、淡白な白身という点ではフグのようだが、フグにはないプリプリの食感と絶妙の味がある…

其の十五 「大阪の名店 たこ竹、松葉屋、大黒」

人形で名高い松屋町にある大阪寿司の名店「たこ竹」。 名物ちらし寿司は、よくある刺身や卵焼きなどが上に乗っているだけのちらし寿司とは大違い。 何が違うかって?言葉で説明してもおそらく半分も伝わらないだろうから、とにかく食べてみて、という外ない…

其の十四 「一流ホテルの食事どころ 竹茂楼、吉兆、城見、さくら」

ホテル阪急インターナショナルの和食といえば竹茂楼。 京料理の美濃吉がチェーン展開の店とは一線を画して本店の牙城として開店したのが竹茂楼の始まりと聞いた。 その出店というのだから、さすが商魂逞しいというところか。ともかく質が高いと期待できるお…

其の十三 「阪急三番街をぶらぶら」

所用があって阪急方面に。雨が降っていたので、地下街に、と三番街へ。 ちょうど夕食時でお腹が減ったなあ、とB2をぶらぶらする。すると店外に丸椅子が置いてあって席が空くのを待っている店があった。 何の店かいな。ほお「洋食のロン」か・・セットメニ…

其の十二 「ぱっくんオムライス」

飛行船のような卵焼きがケチャップライスの上に乗っていて、ライスの周りにはデミグラスソースがかかっている。 スプーンを卵焼きに突き立てて上から下へ切込みを入れる。 すると卵焼きの中から半熟の卵焼きがどろどろっと出てきて、ケチャップライスを覆う…

其の十 「コストパフォーマンスが最高だったフレンチ店」

前菜、スープ、メイン、デザート、コーヒーまたは紅茶のランチセットが千円。 味も本格的で、ある日のメインはなんと牛ひれ肉のステーキ!え?ほんま?の世界。倍の値段でも安いんとちゃうの? 夜の方でも・・牛ほほ肉の煮込み+うにのスパゲッティで2千円…

其の十一 「やがらを食べさせてくれたイタメシ屋とその後」

「やがら」って魚を知ったのは漫画の「美味しんぼ」。 へえ、そんな魚がおるんや。へえ、旨いんや。いっぺん食べてみたいなあ。と思っていたら、なんとイタメシ屋で出た。 梅田は万歳町の「NORTH STREET CLUB」というイタリア料理店。 おっさん一人では入り…

其の九 「京の名店の記憶 美山荘、万亀楼、大市」

あまから手帖の味のたくみにも掲載された京は花背の摘草料理の「美山荘」。 お膳を運んできた仲居さんが羽織袴だったときには、その演出にちょっと驚いた。 栗の木を削った箸。近くの山で採ってきた菜、店の庭で育った野菜、近くの川で採ってきた魚と新鮮な…

其の八 「記憶に残る味 ②鰻と鮎」

和歌山川湯温泉にある「喫茶こぶち」では店主が捕った天然の鰻や鮎が食べられる、という雑誌の紹介をみて行ってみた。 まずは鰻を。これは養殖の鰻とは別物の味やなあ。これまで食べていた鰻は良くも悪くも脂の味が強かった。 でもこの鰻はそうではない。食…

其の七 「記憶に残る味 ①カレー」

もう15年も前になるだろうか。心斎橋の日航ホテルに「ザ・プーハウス」というカレーの店があった。 当時ホテル以外のフランス料理店で大阪最高の評価を受けていたビストロヴァンサンクが出したカレー店ということで話題になっていた。 コースで4千円もした…

其の六 「なんばCITYで喰い倒れ ④すちぃーむ、鳥屋、そじ坊、佐武朗、田舎そば

何のお店?蒸し料理ダイニングすちぃーむ?ふーーん。材料じゃなくて料理法を看板にするって、鉄板焼きとかの部類かな。メニューは・・セットメニューか。定員に尋ねるとアラカルトでもオーダーできるってこと。じゃあ豆腐におこわにウインナーにしゅうまい…

其の五 「なんばCITYで喰い倒れ ③大吉、サンタアンジェロ、ボストン

さてゲットした500円券をどこで使おうかな。よし!堺の魚市場の繁盛店という噂のてんぷらの大吉で天丼を食べよ。 お!平日の夜だというのに結構入ってるやん。よっしゃよっしゃ、とカウンターに座って天丼を注文。 並と大があるようだが、とりあえず並(600円…

其の四 「なんばCITYで喰い倒れ ?4日目、5日目と番外編 杵屋、長三郎、龍旗信、味仙」

4日目は「うどん杵屋」。 クーポンで100円割引に加えて半玉追加が無料。こりゃあお得やし!と来店し、卵とじうどん(700円)をオーダー。 ベーコンと椎茸とねぎが入っている。あっさり味で半玉追加したので、結構ボリューム感もある。 会計時に100円引き…

其の参 「なんばCITYで喰い倒れ ?初日ー3日目 バケット、うのあん、亀仙人」

「違う店のスタンプ5個で500円券がもらえる」というなんばCITYのキャンペーン。 「どうせどっかで食べるんやから、この機会に日頃おっさんには縁のないなんばCITYの店を襲撃したろ。」と決意。 下戸のおっさんが夜食べられる店があるんかどうかわか…

其の弐 「吉兆の総料理長のお店」

「え!?ほんま!あの吉兆の?!」というのが、情報入手直後の第一声。 職場の側に出来た新しいお店に行って「お!美味しいやん!細工もええやん!こりゃレベル高いわ。 ランチで1,260円は高いなあ、と思ったが、この内容なら文句はないどころか安いで。」と…

其の壱 「上川商店と上川屋?」

湯豆腐で有名な天六のお店に集合!となった。 おー!ここや、あったぞ。と広い道路に面した上川屋に到着。店内に入ったが・・待っているはずの〇△がいない・・。 おっかしいなあ・・と〇△に電話すると、 「あ!そこは違うねん。上川商店が本物やねん。もうい…