其の弐百五拾四 「CHINA BISTRO imoSE」

  

魔法のレストランRの中崎町特集で紹介された「CHINA BISTRO imoSE」でランチ。
番組で一押しだった「麻婆豆腐」ランチ750円を注文する。
まずスープ、前菜、ザーサイの3品が出てくる。
そしてメインの麻婆豆腐にご飯。
さてお味のほどは・・甘みがある。辛味は優しい。山椒も効いている。うん、旨い!
まず本場の麻婆豆腐との比較。本場はラー油の辛味も山椒のピリ味も、もっと効いている。そして甘みはあまり感じない。日本人にとっては辛味やピリ味は強く、その刺激が全体に支配的だ。ここのは、日本人向けに甘みもあり、辛味もピリ味も強くないので、食べやすい。だから旨みも十分に感じ取れる。
次いで先日食べた双龍居の麻婆豆腐との比較。双龍居の方がラー油の辛味は強い。ただ双龍居のは山椒のピリ味はあまり感じなかった。また甘さも感じなかった。だから味は辛さが大きなウエイトを占めていた。
三者を比べると一番旨みが感じられたのが今回だ。
シェフの妹背氏は周富徳から広東料理を習得したということなので、味のベースが素材の味を生かす薄味で日本人向けなのかもしれない。
それに日本人だから日本人向けのアレンジもしているのだろう。
これまで食べた麻婆豆腐では一番かもしれないなあ。
麻婆豆腐をご飯にかけて食べると一層美味しさが際立つ。ご飯はおかわり自由だ。
食後には、これも番組一押しのプリンのような杏仁豆腐が出た。
750円でこのラインアップは特筆ものだ。
再来店必至!