其の弐百七拾九 「Salon de AManTo 天人」



中崎町の古民家レトロカフェ先駆けとTVでも紹介されていたお店「天人」へ。
事前に食べログを見ると人気があるようだったので、平日の12時に予約を入れる。
無事予約がとれて当日5分前に行くと、なんと玄関の鍵が閉まっていて「準備中」の札が。
「え??」とドアをガタガタしていると中から店員さんが出てきて、「まだ開店時間前なので・・」
なるほど。12時開店ってことなのか。でももう5分前・・ってことで中に入れてくれた。
中は石油ストーブがあり、さすがに古民家の雰囲気満載だ。
入ってもお茶もおしぼりも出ず、メニューはないので黒板を見て注文するとのこと。
12時になっても他には誰も来ず、その後ぽつりぽつりと客が入る。
鶏とカボチャコロッケの2品+味噌汁+ご飯+漬物の定食700円を頼む。
ご飯は普通のお茶碗なので、質量ともに質素。鶏の味付けはやや濃いめだが不味くはない。コロッケも不味くはない。
ただ特別に美味なわけでもない。
食後感は非常に物足りない。
テーブルも2人席なのだが、定食のプレートを置くと、3分の2を占めてしまう。
机と椅子の配置も通路横の席は、人が通るたびに座っている人がよけなければいけないほどスペースがない。
しかも予約したのにその席をとっている。
客の居心地を考えていないようだ。
古民家の雰囲気と中崎町レトロカフェの先駆けの店、ということで存続している店なんだろう。