其の二十五 「のぶちゃん」

「のぶちゃん」といういかにも大衆酒場風の、そして和歌山の魚を売りにした、&「のぶちゃん」らしきおじさんのキャラクターが看板のお店が時々帰り道にとおる中通商店街に出来てしばらく経つ。
店ができて少し経ってから、店の前の黒板の「まぐろの脳天三種」という文字に惹かれて入ってみた。
「何?はも天が本日の赤札とかで100円?激安やん。」とお目当ての脳天とともに注文。
脳天はなかなかやないの。はも天もちゃんとした質と量やないの。
また目の前で焼いている大アサリが美味しそうやん。それちょうだい!
美味しいやん!
じゃあ次はかれいの煮付け。
煮汁は和歌山風なのか濃い目やけどいけるやん。
これで勘定は2千円でおつりがきた。コストパフォーマンスも高いやん。
で、今度は連れと2人で訪問。
天然ぶりの刺身、まぐろの頬肉のたたき、カレイの煮付け、本日の赤札のししゃものてんぷら2、かぼちゃ・あなご・きすのてんぷらを各2、大アサリを各2、生ビール2杯・・などを注文し、お腹一杯で、勘定は一人当たり2千円也。
隣の席には若い女性の2人組。
おじさんたちもいるし、若い男組もいるし、若い女性組も結構いる。お店はいっぱいだ。
中通商店街はお店の移り変わりの激しいところだが、この店は長持ちしそうだ。