其の八十五 「一夜一夜」


JR大阪駅ビルのLUCUAの「一夜一夜」でランチを食べる。
噂のLUCUAへ初入店で10階のレストラン街へももちろん初。
平日のランチ時だというのに、店によっては11時半なのにもう店の前で待っている人がいるではないの?
本日の目的店である一夜一夜もほぼ満席状態。
だが、何とか待たずに入店。
焼き魚が「ほっけ」、煮魚が「金目」。焼き魚が980円だったが、煮魚が食べたかったので、煮魚定食1180円也をオーダー。
値段は高めやなあ。まあご飯が炊きたてで釜で出るみたいやし、場所代もあるし、しゃあないのかな・・。
オーダーを受けてから炊く、ということなので、待たされるのは覚悟の上。
まず釜のご飯が出てきた。それからしばらくして膳が運ばれてきた。
膳を一目見て、一瞬間違った品が出てきたのではないか、と疑った。
煮魚が小さい!さして大きくないお皿の上に、ちんまりと収まっている。
それに筑前煮の小鉢がひとつ付いて、あとは香の物と味噌汁だけ。
え?これで全部?これで1180円?信じられなーい!
味は?えー、金目の身がしっとりとしてないやん!煮汁も味がうすいやん!
筑前煮も鶏肉が入ってないやん!
ご飯は・・隣のおばさんが「美味しいから」と言って残った飯をにぎりめしにするためのラップを店員にリクエストしてた・・まあ合格だ。
ただ釜の中の飯は、茶碗に一杯と少ししか入っておらず、少ない。
それにしても大阪のおばちゃんならではのリクエストやねえ。
全体としての評価は×!コストパフォーマンスが悪いし、味も不満足。
飯は旨いが、感動するほどのレベルではない。
家の近所の釜炊きご飯のチェーン店と同レベルの味だし、煮魚はその店の鯖の煮付けの方が旨い。
もちろんコストパフォーマンスも、その店の方が高い。
店を出ると・・この店はもちろんのこと、ほぼ全ての店の前で行列が出来ているではないの?
LUCUAってすごい人気やねえ。
でもとても並んでまで食べる内容でもなかったので、もうLUCUAには来んとこっと。