其の百八十五 「グリル光陽」

南森町のステーキレストラン「グリル光陽」。
本で紹介されていて美味しそうなので来店し、人気があるというチーズハンバーグを頼む。
食前の薬を飲もうとしていると、ウエイトレスのおばさんが「氷の入っていないお水をお持ちしましょうか?」と声をかけてくれた。
嬉しい心遣いだ。
薬を飲むと、もうご飯と味噌汁が運ばれてきた。
「早いなあ。ハンバーグ、まだできへんやろに」
と思っていると、ハンバーグも運ばれてきた。
早い!いやあスピードもサービスのうちということを考えるとこりゃ素晴らしいね。
さて味の方は・・。
うーーん。サービスが良かったので期待度が高まったのだが、肉の旨みもソースの旨みも今ひとつ物足りない。
食感は柔らかくて心地よいし、付け合せのもやしはしゃきしゃきしていて量もたっぷりだが。
不味くはないが、おっさんはハンバーグが好物で、これまで美味しいと言われているハンバーグを食べ歩いていて、どうしてもその中のトップレベルと比べてしまうのでねえ。
ただこの店の一番人気はハンバーグではなく、牛肉の薄焼きだ。
再訪して薄焼き定食を試してみよう。