其の百九十三 「ホテルのフレンチ」

仕事のパーティ等で、ホテルでフレンチを食べる機会がたまにある。
で、思うのだが、大人数の宴会場でのパーティで出てくるフレンチよりも、少人数でホテル内のフレンチレストランの方が旨い。
おそらく宴会場の場合は、部屋代が結構かかって、料理代が抑えられる傾向にあるのだろう。
また、やはりレストランは味で勝負なので、宴会場の調理部とは違うのだろう。
ちなみに宴会場のフレンチでは、ニューオオタニ、帝国、リッツと3つ食べたが、リッツが一番旨かった。
同じ宴会場でも、ニューオオオタニは700名、帝国が60名、リッツが20名の部屋だったので、かかる部屋代が違い、料理にかける値段も違ったのかもしれないが。
ちなみに最近の我輩の好みのホテルフレンチは、このブログでも登場しているホテルアルモニーアンブラッセの「リヨン」だ。
リッツや帝国やニューオオタニのような一流ホテルではなく、したがってお値段も一流ホテルの半額以下で、もちろん食材の高級度には差があるのだろうが、味の方は負けてはいないと思う。