其の弐百弐拾六 「マルメゾン」

ホテル阪急インターナショナルの25階、フランス料理レストランの「マルメゾン」でランチ。
まずはひと口サイズの前菜。
続いて帆立貝柱、トビウオ、青りんごなどの前菜。
そして鮎のグリエと茄子のロワイヤル。これがなかなか・・。これまで味わったことのない美味だった。
魚のメインは、的鯛のポワレとホワイトアスパラガスのソテー。
鯛のポワレはこれまでもよく食べている。皮がパリッと焼かれていて美味しい。
肉のメインは、牛フィレ肉とピエドポールのパイ包み焼き。
牛肉を細かく切って口当たりを柔らかくしてパイと一緒に抵抗なく食べられるようにしている。
だから牛肉の旨味とパイの旨味が一体となって・・これまたこれまで味わったことのない美味だ。
デザートはプリンビュフレに小菓子・・で終わりかと思ったら、チーズとバニラアイスを使ったデザートが出てきた。
シャンパンで乾杯して、パンも2つ半食べて・・お腹がいっぱいになった。
満足なのだが、あえて不満をあげてみると・・
パンの種類が1つしかない。これは不満だ。このレベルのレストランなら数種類のパンを準備して欲しい。
それから不満と言うかメニューへの疑問だが、なぜスープがないのだろう。
メインの前にアミューズを除いて2品置くのなら、そのうち一品はスープ、というのが定番だろう。
あえて定番を変えたということだろうか。
たしかに鮎のグリエと茄子のロワイヤルは感動の一品ではあったが。
それからデザートが二段階に渡ったのは、嬉しい驚きというよりは、え?まだあるの?という感じだった。
これだけのフルコースなので、お腹もいい加減に満腹だし・・・。
ここは素直に一皿に盛って出した方が良かったように思う。
とまああえてあげてみたが、総じて美味しいランチだった。
が食べ過ぎたのは否めない。
量はもう少し少ないコースの方が後の体調を考えると良さそうだ。