其の弐百四拾壱 「サッチェズカリー」

  

神山町にあるサッチェズカリー。
小さなお店で訪問時は女性が1人で切り盛りしていた。
定番の野菜たっぷりキーマカレーは、本格的、インド的でありながら、辛さは日本人向け?なのか、マイルドで食べやすい。
この日の日替わりのエビカレーと厚揚げと小松菜のカレーは、さらにマイルド。辛さはリクエストに応えてくれるようだ。
余計な添加物や油分が入っていないので、後口もさわやかだ。
最近はインド人やネパール人などがシェフのカレー店や本格的なカレーを出す店も珍しくない。
それはそれで旨いのだが・・。
例えて言うとラーメンのような感じかな。
中国や台湾がラーメンの本場で、向こうのラーメンも確かに美味しい。
でも日本のラーメンは独自に進化し、今やラーメンの本場は日本とも言える。
本場の中国の方々も日本のラーメンの虜になっている方も多い。
同様にカレーも日本独自で進化してきている。
サッチェズカリーも本場のカレーを元に、色々と工夫して味の進化を試みているように感じられる。