其の参百 「韓国厨房 水刺間」


グランフロント7階食堂街にある「韓国厨房水刺間」で、純豆腐チゲ定食をいただく。
平日の12時45分に行ったが、満席で10分ほど待たされる。
さすがに大阪駅隣接だけあって有名店が並んでいて人も多く、待ち席に客が座っている店も多い。
ランチパスポートにこの店載ってなければ、こういうところには来ないのだが。
しばらく待つと料理が出てきた。


土鍋でチゲがぐつぐつ。大根のキムチにナムル3種(カリフラワー、ホウレンソウ、もやし)+ひじきと豆の煮もの。そしてご飯。
ご飯の器が小さいが、おかわりができるので問題ない。
ナムルは薄味でまったく辛味がない。ひじきと豆の煮物は甘い味付け。
チゲは熱い。そして辛い。熱さと辛さの舌の感覚は似ているので、熱くて辛いと辛味が倍感じられる。
熱く辛いチゲと薄味のナムル、甘い煮物は相性が良い。
そしてご飯も。こうして食べるとご飯の甘みが心地良い。
また鍋の中の豆腐が辛くない。
辛いスープと相性が良い。
なるほど、これが純豆腐の味か。チゲの主役が豆腐ってわけが理解できた。
鍋には豆腐の外に、アサリ、ニラ、半熟の卵。ニラはチゲには欠かせない。
アサリが旨味の決め手なのだが、肉や魚と脂がないので、あっさりとしている。
そして卵が良い。
しっかりと食べたい人にはやや物足りないだろうが、ヘルシー指向の人やあっさりと食べたい時には良いね。
定価千円がランチパスポートで500円。
あっさり系メニューってことで千円はやや高めかなと思うが、500円で食べられる内容じゃないね。
平日のランチで満席になるのならランチパスポートに載せることもないのになあ。