其の五十七 「情熱の都 マドリッド」

今ならマドリと言えば「レアルマドリード」だろうが、当時はフラメンコと闘牛だった。
初めて見る実際の闘牛はTVで見るよりは確かに迫力があるし、実際に人が牛の突撃を受けて危ない場面もあり、結構スリリングだった。
フラメンコは夜、食事をしながら見た。
黒髪の美女・・何故か美女なんですねえ・・が優雅にスピーディに舞う。
イギリス、フランスと髪の色は金髪系だが、スペインは黒髪。
顔立ちは彫りが深くて目が大きくて、日本人好みだと思う。
物価も比較的安い。
カフェテリア式の食堂に入って、パエリアを食べる。
う、旨い!!たっぷりの魚介類にサフランライス。うーーん、最高。
果実酒サングリアも安価で旨い。あてのムール貝もいける。
スペイン大好き!!
で、ローマ時代の遺跡が残るロンダも訪れる。
スペイン語はわからないが、ジェスチャーと絵でコミュニケーションはできる。
グラナダではアルハンブラ宮殿に。想像通りの美しさだ。
そしてスペイン最南端の町アルヘシラスへ行き、ジブラルタル海峡を望む。
海峡の向こうはアフリカ大陸だ。
え?ビザ持ってなくてもフェリーに乗れば行けるの?
じゃあ、行ってみようか・・。