其の百三十二 「カキフライ」

カキフライが食べたい!
サクッとかぶりついた瞬間に牡蠣のジュースがほとばしるカキフライが食べたい!
これがカリカリの衣だったり、揚がり過ぎでジュースが出なかったりすると魅力が半減以下になる。
だから揚げ方が問題だ。どこで食べれば理想的なカキフライが食べられるだろう。
カキフライの専門店ってのは聞いたことがないので、洋食屋さんかな。
ということで洋食屋の専門店、アラカルトに「今日はカキフライありますか?」と電話をする。
「ありますよ」の返事だったので早速訪問。
別のメインにカキフライを付けられるということなので、チキンソテーにカキフライを3つつけてもらう。
出て来た!ん?フライの色が濃いぞ。これはカリカリフライでは・・?フォークで刺す。堅い。噛んでみる。
がっかりだ。これはカリカリ衣の揚がり過ぎでジュースも出ないカキフライではないか・・。
あーあ、これじゃあわざわざ洋食屋さんまで来る意味なかったなあ・・。
気を取り直してチキンソテーを食べる。うーん。
ソースはポートワインベースでてり焼き風で、不味くはないが、皮がぱりぱりってわけではない。
焼けているが個性が乏しいかな。
ライスはおかわりしてお腹はいっぱいになったものの・・カキフライは残念だった。
チキンソテー800円にカキフライ3つ300円を加えて、合計1100円だった。
カップスープ(コーン)は付いたが、満足感は得られなかった。