其の弐百六拾参 「ステーキハウス風靡」



北新地のステーキハウス風靡。
魔法のレストランRで、夜2万円超で提供しているランクの佐賀牛の切れ端などを使ったカレーをランチに千円で提供している、ということだったので、来店。
11時半開店。
ランチは、ミニカレーがつくハンバーグ1500円やステーキランチ2500円とカレーの3種類だが、私がいる間の来店者は全員がカレーをオーダーした。
ご飯大盛りとかルー大盛りとかの声が聞えるが、無料で可なのか有料なのかは不明。
まずはキャベツとトマトのサラダが出てくる。
水は少なくなると店員が入れに来る。サラダも食べ終わるとすぐに片付けに来る。
サービスの目も行き届いている。
メインのカレーが登場。
番組でも言っていたが、量がなかなか凄い。
通常の盛りが他店の大盛りはゆうにある。
そして肉もごろごろ。
これはお値打ちやわ。
カレーの味は、大きな特徴のない欧風カレーの味。
肉は柔らかいが、旨みはルーに溶け込んでおり、肉自体に特筆すべき味は感じられない。
脂身や筋の部分は触感が楽しめるが。
付け合せはラッキョウがおいてある。
カレーを食べ終わると食後のコーヒーか紅茶。
紅茶をオーダーした。
紅茶は普通。ミルクはコンデンスミルクではなく、牛乳だ。
珈琲はドリップで入れていたので、珈琲の方がお薦めかな。
全体評価としては、この内容で税込1080円は、コスパが良い。何せ肉がブランド和牛やからね。
そして量も充分で満腹感満載。
ただカレーの味としては特筆するものではない。
具材もほぼ肉のみ。
高価な材料を使っていて量も多い、材料の割に安い、サービスも良いという点は評価に値するが、味はどうか、というと特に優れてはいない、ということ。
でもまずいわけではないので、文句はないけどね。

余談だが、実は本日のメインターゲットはステーキランチのキャロルラパンだった。
整理券を貰わないと入れないということだったので、11時半開店のところを11時に行くと「本日のランチの予約は終わりました」の立て看板。
ドアをノックして電話中の主人に「何時に来たらいいの?」と訊くと「9時半頃なら」という返事。
朝に来ないと駄目なんや。凄いね。
次に牡蠣フライの竹井に行って尋ねると、牡蠣フライは11月からということだった。
また食事後に「中華料理みやざわ」の前を通ったら、「本日のランチは売り切れました」の立て看板。
まだ12時前やで。
この外に予約がないと入れないお店を2店知ってる。
北新地の人気店はランチは簡単には食べられないね。