其の弐百九拾八 「うを寿」

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岸和田の「うを寿」で会席ランチ。
先付は、ローストビーフ、鰹のづけ、烏賊と海鼠の山葵和え、出汁で味付けした竹の子と麩とおくら、海老の素揚げ。
どれも素材の旨味が引き出されていて美味しい。特にローストビーフ、鰹、烏賊と海鼠の山葵和えが良かった。
お造りは、かんぱち、まぐろ、烏賊、甘海老。
大振りの甘海老はその名のとおり上品な甘さが魅惑的で、烏賊はコリコリとした歯ごたえで、鮪は期待通りの濃厚な味。
しかしなんといっても、しっかりと脂が乗ったかんぱちの美味しさは、久しぶりに舌が歓喜に舞った。
小鍋は、貝柱、鮭、鰆、椎茸、豆腐、エノキ、人参、春菊、うどん。
あっさりとした薄味の出汁は、素材の旨味を十全に引き出している。
大振りの貝柱は期待通りの味、鮭と鰆は素材が新鮮でさわやかな風味だ。
塩味は抑えて旨みが引き出されている出汁は最後の一滴まで飲み干せる。
量的にはこれで十分だが、コースは続く。
天ぷらは海老、鰯の紫蘇巻き、烏賊、白身魚をまろやかな抹茶塩で。
歯を入れたときの心地良い感触と素材の新鮮さが味わえた。
寿司は鮭、海老、鮪、鯖、かんぱち。小さな正方形だ。
吸い物は麩と三つ葉
デザートは黒蜜ときなこのワラビ餅。
いやあお腹がいっぱいで苦しい。でも残す気にはならない。ワラビ餅もしっかりといただいた。
素材の良さに調理の良さがプラスされた花丸ランチだった。