其の七十八 「北新地のお店」

北新地の和食のお店のランチ10店、洋食は夜に1店、食べた総括をしてみよう。
満足度NO1は、究極に近いごはんの美味しさに加えて、ボリューム抜群のお刺身で、文句なしに「むらばやし」。
続いて満足度が高かったのは、温かい椀物と冷たいゴマ豆腐が美味しく煮魚もあった「こおげ」。
シャリの存在感と10種類10貫の鮨、「むら田」。
美味しいごま豆腐とボリュームたっぷりの白身魚の野菜あんかけ、隣の煮魚もボリュームがあって美味しそうだった「石和川」。
これに僅差で続くのが、八寸がきれいな「仲島」。
品数が多く掘りごたつ式で落ち着く店内の「とみ乃屋」。
このあたりが満足度が高かったなあ。
逆に不満が募った筆頭が「ひし好」。信じられないような内容の貧弱さだった。
続いて「万ん卯」。味も内容も物足りなかった。
北新地=高級料亭のイメージがあって、さぞ店内の装飾や調度品も高級で、食材も・・。
という期待が高かったが、実際に行ってみると、店内は狭く、特筆すべき装飾もなく。
期待度が高かった分、「うーん」たいしたことはないなあ、というのが全体の印象。
ただ、確かに期待にそぐわぬ味を提供してくれたお店もあった。
10店中6店で満足度が高かったのだから、「さすが」北新地!と言えない事もないのかな?
そういうお店にはランチの再訪はもちろん、夜も行ってみたいなあ、と思っている。