其の参百弐拾八 「キートス」


カレー特集で欧風カレー1位にランクされていた谷町4丁目の洋食店「キートス」。
店主は以前の店でもグルメ雑誌にビーフシチューで掲載されていた。
今のキートスでもデミグラスソースが売りで、ハンバーグが人気とのこと。
またご飯の上に半熟卵焼きを乗せて、それが割れて・・というオムライスも人気とのこと。
土曜日の11時50分に1人で入店すると、空席は1席で滑り込みセーフ。
後から来た4人組みは「20分待ち」と言われて帰っていった。
カレーを注文すると、黒っぽい色のふくしん漬けが出てきた。
それから待つこと15分。
スープとサラダが出てきた。
スープはカップコンソメサラダは千切りのキャベツにドレッシング+トマトときゅうりが1切れずつ+ハム1枚+かいわれ2本+小さなキッシュ。
スープとサラダを食べて待つこと5分。カレーが出てきた。
具は大き目の肉が1つとあとは小さな肉片が入っているだけ。
さてルーの味は・・ダブルブイヨンってことなのでさぞコクがあって・・と期待していたのだが・・ん?何?コクがないやん。
スパイスも胡椒っぽい味はするけど・・え?・・いやはやまいった。
これが欧風カレー1位?雑誌の評価もあてにならんなあ。
人気はあるようだが、近くには行列ができている店もあったので、谷町4丁目の駅の近くというのは立地が良いのかもしれないな。
料金は千円。スープと前述のサラダ付きなので、コスパが悪いってこともないが、特に良くもない。
何より味がなあ・・。まあ全く期待せずに入っていたら、サラダにキッシュがついていて味が普通なら、特に不満を感じなかったのかもしれないけど。
隣席ではハンバーグを食べていたのでナイフを入れた瞬間を見ていたが、特に肉汁は出ていなかった。
まあ肉汁が出る=旨い、という公式は成立しないけど。
カレーの味からするとそう期待はできないかな。