其の四百四拾六 二与呂


久しぶりに鰻!スーパーのパックや焼き置きではなく、お店で焼きたての鰻!鰻の卸もやっている和歌山市の二与呂で鰻重の並2200円を。予約をしていったからかそんなに待ち時間なく出てきた。朱色の重箱は期待感を持たせる。蓋を開ける。ん?小さいな。並は半身なので切身の数はこんなもんやろけど、切身が小さい。厚みは、、まあまあ薄くなくて普通。歯応えは、うん、スーパーの鰻のそれとは一線を画してる。タレもスーパーのもののようにベッタリとしていない。ただやっぱり小さい。ご飯の量を訊かれたので並にしたが、それでも鰻を食べ終わって半分くらいご飯が余る。お漬物もお飾り程度の量だし、肝吸いの肝も小さい。もとが小さい鰻なんやろな。まあまともな鰻屋さんで鰻重が2200円とリーズナブルにすると、どうしても量がこうなるんかね。となると一碗四、五千円出さないと駄目ってことやね。それだけの価値が鰻重にあると思う人限定の食べ物ってことか。