其の四百参拾六 うらしま

平日の昼3時間程度、スープがなくなるまで開店する伝説のラーメン店うらしまは、和歌山県紀の川市にある。開店時間11時前に到着すると、もう店先の駐車場所は満車で店内には客がいる。少し離れた場所の駐車場に車を停めて店内に。券売機でラーメン600円を買って待つ。昔ながらの食堂って感じで、お世辞にも綺麗とは言えない。店内に漂う豚骨の匂いを嗅ぎながら待つこと20分でラーメン登場。まずはスープを一口。やや醤油の効きが強い濃厚な豚骨醤油味。チャーシューもしっかりと味がついている。ご飯のおかずにもなる味だ。チャーシューは2枚プラス端の部分が2切れ入っている。切れ端がお得感があって、また旨い。和歌山ラーメンは豚骨醤油で井出商店の味を基準に、濃厚豚骨系とあっさり醤油系に分かれるのかな?山為、がんだれ、清乃、丸花など評価が高いラーメンは濃厚系。うらしまも醤油味が強めだが、スープを飲んだ後に骨粉が残る程に濃厚だ。この質で600円はコスパが高い。高評価も納得!f:id:kawachinoossann:20220325112044j:plain