其の弐百八拾四 「山の底」

南森町で晩御飯の機会があったので、食べログで3.58と評価が高かった「山の底」へ。
口コミで高評価の「ポークブロックとチーズのカレー」800円を注文する。
これまで食べログで良い店と出会えることもあったので、期待していた。
出てきたのは皿に白飯、別の器にカレールーという普通のスタイルだ。
が、ルーが入っている別の器が小さい。
中に入っているのは、豚肉とチーズなのだが、豚肉が小さい。
付け合せは市販の「ふくしんづけ」一種類が瓶に入っているだけ。
これはカレー専門店にはふさわしくない。大衆食堂並みだ。
そして肝心の味は・・スパイシーなのだが、最近流行のスパイスカレーの複雑さはなく、単純なスパイシーさ・・例えるなら胡椒を大量にぶっかければこんな味になるんじゃないかな、と思えるような・・。
まさか胡椒を大量にってことはないんだろうが・・。
味の基準は人それぞれとはいえ、このカレーがなぜ高評価なのだろうか??
食べログはラーメンとカレーの評価は甘いというのが私の認識だが、今回の経験はそれを大きく裏付けるものだった。
山の底に行く途中でみた食堂の牡蠣フライや帰路で見た洋食が美味しそうだったことが余計に残念さを募らせた。