其の参百弐拾弐 「うさみ亭マツバヤ」


約20年ぶりに来店。以前来た時は「味求道の鬼」と称された前主人が存命だった。
今は3代目に変わっているが、さて・・。
「きつねうどん」が運ばれてきた。
ん?丼が小振りではないか?20年前もこんな大きさだったかな??
出汁をすする。
揚げを一口。
麺を・・・。
出汁も揚げも麺も、特別な美味を主張しない。自然な優しい風味、味だ。
普通のきつねうどん・・不満は感じず、後口がさっぱりしている。
そうや。自然の味ってのは主張しないんやな。
「うどん」は、いつも普通に食べるもんやから、「美味しい!」ってのじゃなくて、ほっとする味がええんやな。
量は、食べた後では「少ない」とは思わんかった。