其の参百七拾八 「旬の素材レストランFuji」

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大阪上本町駅近くの「レストランFuji」。
TVで紹介されたという「鯛のあら炊き」は砂糖もみりんも使わずに作るという。
米は厳選した岩手県産、それを高級飯炊き器で炊いた自慢のご飯。
味噌汁の味噌も厳選。
豆腐も手造りで、まずは何もかけずに食べて、それからアンデスの岩塩をかけて、というこだわり。
定食全てに大分県産の生卵がついて、玉子かけご飯を薦めている。
まずはご飯にこれもオリジナル醤油をかけ、玉子の黄身だけを入れ、塩昆布を入れて食べる、という食べ方まで指南。
いやはやなんともこだわりのあるレストランだ。
土曜の昼間に行くと店の前に行列。待ち人用の椅子が6席ほど用意されているが、足りずに立って待っている人も。
待つこと30分で店内に。注文してしばらく待つ。
大きな鉢に鯛の頭が2つ。
盆の上には、ご飯、味噌汁、漬物、塩昆布、生卵、豆腐、そしてなんと魚のカルパッチョも。
ご飯はおかわり自由。
まずは鯛のあら炊きだ。うーん、砂糖もみりんも使わずにどうしてこの味がでるんだろう??
立派に美味しいあら炊きだ。頭が二つで大満足。
あら炊きとご飯だけでもお腹がいっぱいになりそうだ。
豆腐は・・冷たくなくてほんのり温かい??
確かに岩塩をかけて食べても美味しいね。
豆腐に塩とはこれまで試さなかったなあ。豆腐には醤油が定番で、それに生姜と鰹節を加えたり、まれにポンズで食べたりだった。
白菜の漬物や塩昆布を食べてご飯をひと口。そしてまたあら炊きを食べる。
味噌汁も美味しいね。
ここで行儀悪だがあら炊きの残り汁をご飯にかけて食べる。旨いね。
残ったご飯に卵をかけて醤油を少し垂らす。
卵の黄身の色が赤っぽい。味が濃厚だ。旨いね。
そしてカルパッチョ
さすが魚屋を称しているだけあって新鮮で美味しい。
味、ボリューム、健康志向、値段(これで880円)と四拍子そろった稀有なランチ。
素晴らしいね。
辺鄙な?場所柄なのに行列も納得だ。